コラム

【20代向け】飲みニケーションのメリットは否定できない(超余談)

20代の皆さん、職場の飲み会に参加していますか?

  • なるべく行かない
  • 仲良しとなら行く
  • 同世代となら行く
  • 奢ってもらえるなら行く
  • 積極的に行く

色んな人がいていいと思います。お金と時間を使って疲労するのだから、大変ですよね。飲み会が嫌いな人にとっては、苦痛の場合もあると思います。

職場の飲み会の主体はもしかしたら『おじさん』かもしれません。陽気に大声出してゲラゲラ笑い、失礼な事を言い合っているようなイメージもあるでしょう。

しかし『飲み会はおじさんの文化だから行く意味ない』と思っている方は、少しもったいないかもしれません。

おじさんたちは、しばしば飲み会の場を活かして、能力を上昇し、人脈を拡げてきたのです。

飲みニケーションのメリットは否定できない

私は現在30代前半ですが、20代30代の人と40代以上の人の違いってなんだろうと思うことがよくあります。

40代以上の人は、仕事に熱意を持っているし、先輩のことを敬っているし、サークルなど自分が携わった歴史を重く捉えており、我々の世代の一般的な思考・思想とは大きくずれているように思えます。

しかし、仕事への熱意が必要なのは間違いなくて、我々の世代も見習わなければならないところですが『熱意を持って仕事に取り組もう!』とスクラムを組む相手が見当たりません。

誰が自分と同じ気持ちやこころざしを抱いているのかが、よくわからないのです。

これでは、熱意を共有することができず、やがて熱が冷めていってしまいます。

これを40代以上の人は、飲みニケーションを通じて保ってきたのではないでしょうか。

IT技術等が発展した現在においては、他の手段を用いることは可能かもしれませんが、単に飲み会を否定しているだけでは、冷め切ったやる気のない職員が量産されてしまうかもしれません。

また、楽しい場で触れ合った人同士の結びつきは固く、仕事関係では得ることができなかった人脈を持つこともできます。

飲み会は議論や対話の力を自然につけられる場

私は飲み会を有意義な場であると捉えています。なぜなら、多角的で多様な議論や対話を、あれほどの密度で長時間行える場は他にないと考えているからです。

特に、優秀な人との飲み会は、他の予定をキャンセルしてでも行きたいなと思っています。

得られるものが多く、その後の仕事にも繋がりますし、仕事に対するモチベーションもアップするためです。

優秀な人は、議論や対話が非常に上手です。上手な人と議論や対話を繰り返すことで、自然と自分の能力の向上にもつながります。

若者×若者の議論が行われていない

一番重要なのが、若者同士の深い議論や対話ですが、若者同士で楽しい話はしていても、深い政策議論等をすることは滅多にないように思えます。

いざ、業務上必要に迫られて議論を若者同士で行うことになっても、議論が深まることはほとんどありません。

私はこれを、飲みニケーションを否定した結果ではないかと考えています。

飲み会で政策議論をすることには賛否両論があると思いますが、議論をする癖をつけるにはやはり飲み会が最適です。

『飲んでるときに難しい話をするな、シラけるだろ!』そんな風潮もありますが、仕事に対する熱意を完全に失ってしまうよりはマシじゃないかなと思います。

地方を支えてきたのは間違いなく公務員の力であり、それを支えているのは熱意だと思います。

熱意を失ったまま今後20年が経過した場合、地域のことを守れる公務員になっているでしょうか?

私は、飲みニケーションの必要性も否定できないなと思うところです。

飲み会を自己投資と捉えられたらWIN

冒頭でも申し上げたとおり、飲み会はお金と時間を使って疲労するものです。

苦手な人にとっては、さらに苦痛を伴います。

このため、飲みニケーションを無理に行えとは言いません。

しかし、行ってもいいかなと思っている人は、能力向上と人脈拡大のためにお金と時間を投資していると考えればいいと思います。

ここまで書いてから思うのも・・・とは思いますが、『飲みニケーション』というワードが実に絶妙に非常にダサいのが原因かもしれませんね。

では!最後まで余談にお付き合いいただきありがとうございました。