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コラム

消防士と警察官どっちが稼げる?(高卒で地方公務員!)

進路は決まりましたか?

僕は高校を卒業したら公務員になりたいです!

公務員って色々あるよね、何を目指しているの?

消防士か警察官かで迷っているんですよね

正義感の強い君には向いているね!どっちにするの?

う〜〜ん、給料の高い方が良いんですよね

現実的だね!!じゃあ、どっちが給料高いのか確認してみようか!

公務員以外の選択肢もある:【まとめ】地方公務員の転職をサポート!4月も間に合う!(経験・資格・採用)

消防士と警察官はどんな職業?

消防士と警察官はどんな職業?

消防士と警察官は、どちらも地方公務員です。

それぞれの特徴について簡単に説明していきます。

消防士

  • 行政主体:市町村(原則)
  • 任命権者:消防長
  • 配属先:消防本部・消防署・出張所・救急センター
  • 業務内容:消火活動・救急活動・救助活動・予防活動

消防士は、市町村役場・水道局・公立病院などで働く職員と同じ、市町村職員です。

筆記・集団討論・面接・体力試験などに合格した後、消防士のトップである消防長から任命されることで、消防士になれます。

配属先は、消防本部で管理部門を担当するか、消防署・出張所・救急センターで実動するかに分かれますが、初めは出張所に配属されることが多いでしょう。

業務は、大きく分けると消火活動・救急活動・救助活動・予防活動の4つに集約され、消火活動以外にも広く住民の生活を支えています。

警察官

  • 行政主体:都道府県(原則)
  • 任命権者:警察本部長
  • 配属先:警察本部・警察署・交番
  • 業務内容:刑事・交通・警備・生活安全・地域・管理

警察官は、都道府県庁・ハローワーク・保健所などで働く職員と同じ、都道府県職員です。

筆記・集団討論・面接・体力試験などに合格した後、警察官のトップである警察本部長から任命されることで、警察官になれます。

配属先は、警察本部・警察署で管理部門を担当するか、警察署・交番で実動するかに分かれますが、初めは交番に配属されることがほとんどでしょう。

業務は、刑事・交通・警備・生活安全・地域・管理など様々なものがあり、転勤とともに業務内容も変わることが多いです。ありとあらゆるところで住民の生活を守っています。

消防士と警察官の初任給

消防士と警察官の初任給

初任給は、職種と学歴・資格・年齢・経験・修学によって決定される最初の給料です。

地方公務員は、年功序列・終身雇用が想定された給料体系のため、初任給は安く設定されていますが、50代まで基本的に給料月額は増え続けます。

また、若年層ほど昇給時の増加幅は大きく、年を増す事に緩やかになり、やがて停止します。(55歳前後)

消防士と警察官では、職種が異なりますが、初任給には大きな差があります。昇給(1回目・2回目)後は更に差が大きくなるため、参考にご覧ください。

消防士


行政職給料表1級13号俸162,300円(初任給)
      1級16号俸167,000円(1回目昇給:+4,700円)
      1級20号俸172,800円(2回目昇給:+5,800円)

警察官


公安職給料表1級1号俸172,000円(初任給)
      1級4号俸177,300円(1回目昇給:+5,300円)
      1級8号俸184,600円(2回目昇給:+7,300円)

毎月1万円違うと、期末勤勉手当にも影響するため、1年間で16万円以上の差が出ることになります。

また、時間外勤務手当の単価も、給料月額をベースにしているため、働けば働くほど年収の差が大きくなります。

消防士と警察官の手当

消防士と警察官の手当

消防士と警察官とでは、基本的な手当に違いはありませんが、実績手当(時間外勤務手当・夜間勤務手当・宿日直手当・特殊勤務手当)の支給に大きな違いがあります。

実績手当は、基本的に警察官の方が多く支給されており、多ければ年収ベースで100万円以上の差があります。

消防士

消防士は、消火活動・救急活動・救助活動などの際には、出動1回につき200〜500円ほどの特殊勤務手当が支給されます。

例えば消火活動であれば、通常の隊員は200円、運転手は500円などの支給区分があり、救急活動であれば通常の隊員が200円で救急救命士が300円などの支給区分があります。

また、活動が勤務時間外に及んだ場合は、併せて時間外勤務手当が支給されるため、手当額が大きく跳ね上がります。

交代制だと数日に1回は夜間に勤務(22:00〜翌5:00)するため、夜間勤務手当(1時間につき時給単価の25%)が支給されます。

これらの実績手当については、地域や部署によって大きく差があり、ほとんど実動の無い地域や部署もあれば、頻繁に出動している地域や部署もあります。

稼ぎたいなら、大都市の消防士を目指すと良いでしょう。

なお、消防士の仕事内容については『【コラボ】消防士の仕事内容を詳しく解説!〜現役消防士の声/自治体の選び方〜(SU–Eさん提供)』において、詳しく解説していますので、ぜひ御覧ください。

警察官

警察官は、刑事・鑑識・看守・交通操作・パトカー等運転・取締・山岳救助・爆発物処理・航空・災害応急・銃器犯罪捜査などの際には、特殊勤務手当が支給されます。

例えば交通課の警察官が1日の勤務において、パトカーを運転して取締をし、交通事故の整理に当たった場合は、1000円程度の特殊勤務手当が支給されます。

また、警察官は月5回程度の日直・宿直業務を行っており、月額にすると30,000円程度支給されます。

交代制だと数日に1回は夜間に勤務(22:00〜翌5:00)するため、夜間勤務手当(1時間につき時給単価の25%)が支給されます。

なお、この他にも報告書作成などの事務作業が多忙であり、時間外勤務手当も多く支給されることから、月10万円以上の実績手当が支給される警察官も珍しくありません。

消防士と警察官の生涯収入

消防士と警察官の生涯収入

前記のとおり、消防士と警察官は、初任給と実績手当に大きな差があることがわかりましたが、出世による昇給にも大きな差があります。

やはり、警察官の方が出世による給料への跳ね返りは大きく、能力や実績に応じて稼ぐことが可能となります。

高卒でも警部(課長)クラスになるチャンスはありますので、後は努力次第です。

生涯収入(参考)
  • 高卒消防士:2億6千万円程度
  • 高卒警察官:3億円程度

収入が高いのは警察官!

収入が高いのは警察官!

ここまで消防士と警察官の収入について比較してきましたが、より多く稼げるのは警察官です。

まとめ
  • 警察官の方が初任給が高い
  • 警察官の方が実績手当が稼げる
  • 警察官の方が出世の恩恵が大きい


消防士も警察官も、住民の生活や命を守る素晴らしい職業ですが、今回は収入にスポットを当てて見てきました。

これから消防士や警察官を目指す方の参考になればと思います。

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