こんにちは、地方公務員のリムクロです。
今日は、話題のSNSアプリ『Clubhouse(クラブハウス)』についてわかりやすく解説していきます。
突如として日本全体にクラブハウスの波が訪れたため、まだ全く知識がないよって方も多いと思いますので、この記事で基礎知識をつけていただけたらと思います。
クラブハウスって何?
クラブハウスは、2020年3月に開始したサービスで、一言で表現すると、『音声コミュニケーションツール』です。
既存のコミュニケーションツールでは、例えばTwitterであれば文字がメインであり、Instagramであれば画像がメインですが、クラブハウスは音声のみの交流を楽しむことができます。
クラブハウスが流行した要因としては、新型コロナウイルスによって、人と人とが対話する機会が減り、雑談や相談の場を求めている人々の心に刺さったことが挙げられます。
生活の様々なところでデジタル化が進み、IoTの発展によって、今後益々クラブハウスが身近なものとなる可能性が高いため、私達地方公務員も知識を持っておく必要がありそうです。
クラブハウス4つの特徴
クラブハウスは、大きく分けて4つの特徴を持っています。クラブハウスの話題についていくためには、必ず知っておいた方が良い情報なため、ぜひ目を通してみてください。
クラブハウスは完全招待制
クラブハウスは、米国のセレブ層から広まり始めたサービスであり、完全招待制が採られています。
招待は、ユーザー1人につき2名までしか行うことができず、SMS(電話番号認証)を通じて行われるため、ユーザー数が激増することはなく、日本では、2021年1月から、有名人を中心として徐々に増加し始めました。
有名人の音声が聞きたいけど招待されないというユーザーは焦燥感を掻き立てられ、既に招待されたユーザーに対しては優越感を生み出しています。
このことから、Twitter等を通じてクラブハウスが爆発的に話題となっているのが現状です。
クラブハウスは録音禁止
クラブハウスは音声の録音を禁止しているため、発言はその場限りのものとなり、安心して発信することができます。
とはいえ、悪質なユーザーはそれを録音し、場合によっては流出させてしまうわけですが、録音や流出を行ったユーザーと、当該ユーザーを招待したユーザーは、連帯責任的にアカウントを停止される可能性があるため、完全招待制と併せて効果的です。
それによって、個人情報や機密情報まで発信して良いということにはなりませんが、ある程度踏み込んだ発信もすることができるため、聞く側にとっても価値のあるものとなります。
クラブハウスは声のみのSNS
TwitterやInstagramにおいては、ユーザー間でテキストメッセージによるやりとりを行ったり、いいねの数で評価を受けたりすることがありますが、クラブハウスにはそういった機能はありません。
あくまで、音声のみのコミュニケーションを楽しむ場であり、自分を着飾る必要がないため、気兼ねなく楽しむことができます。
自分が作成したルーム又は誰かが作成したルームに入室すると音声が流れ始め、自由に出入りしたり、オンラインのユーザーをルームに招待したりできます。
クラブハウスはインフルエンサーが利用
クラブハウスは、一般人が一生会話をすることができないような相手の声を聞くことができます。
また、モデレーター(発信者)から承認されたスピーカー(聞き手)は、そのルーム内で発言をすることができるため、世界的な有名人と対話するチャンスが訪れるかもしれません。
機能追加による収益性の未来
現在のところ、クラブハウスには収益化を行うような機能がなく、誰もが無料で全ての機能を楽しんでいる状況です。
しかし、今後はユーザーの増加とともに様々な機能が追加される予定であり、有料課金することで、さらに面白みのあるSNSとなることが予想されます。
例えば、動画SNSであるYouTubeは、サービス開始当初は、動画投稿者に収益化するシステムが存在せず、その後、一部のスカウトされたユーザーに広告収入が分配されるようになり、現在では既定値を達成した全てのユーザーが収益化することができるようになりました。
収益化することで、エンタメだけではなくビジネスとして広がっていくため、実装後は大きな展開を迎えることになると考えられます。
音声で伝えられることは非常に多く、録音が禁止されている状態であるため、講演や授業との親和性も高く、また、歌手や声優等の活躍の場にもなるかもしれません。
公務員同士の討論の場としても優秀
私は地方公務員として推していきたいのは、公務員同士の討論の場としてクラブハウスを使用することです。
クラブハウスを使用することで、例えば北海道と沖縄の公務員が、瞬時に討論を交わすことができます。
また、ZOOMやSkypeでのweb会議とは異なり、発信者と視聴者を完全に分けることができるため、進行の遅延も回避することができますし、テーマに分けてたくさんのルームが展開されていれば、短い時間で多くの情報を集めることができます。
クラブハウスを通じて、公務員同士の討論が進み、モテベーションの増加や地域問題の解決に至れば最高だなと感じています。
以上で、クラブハウスの解説を終わります。最後までご覧頂きましてありがとうございました。