
皆さんは、勤務時間中にスマホを使用していますか?私は常時使用しています。
なぜなら、圧倒的に効率よく仕事ができるためです。
しかし、私の周りで使用している人はほとんどいません。職場から与えられた環境の中で、仕事と向き合っています。
確かに、スマホは消耗品ですし、通信料金が発生するため、使用したくないという意見はすんなりと理解できます。
しかし、私の周りには『上司からよく思われない』『住民からクレームが入る』という理由で仕事中にスマホを使用しない人が多く、驚いているところです。
『仕事中にスマホ=悪』は、かなりまずいマインドだと思います。スマホは遊び道具だと勘違いされているのでしょうか。
絶対に仕事中にスマホを使用した方が効率よく仕事ができますので、スマホの悪いイメージを払拭すべく、解説していきたいと思います。
スマホは掌の中のパソコン

まず、スマホは一言で表すと『掌の中のパソコン(PC)』です。
PCで作業していることのほとんど全てはスマホで行うことができます。
むしろ役所のPCは、内外へのセキュリティ対策として出来ることが限られている分、スマホの方が優秀です。
また、最近ではクラウドを利用したサーバー運営が広まってきており、役所のPCでweb検索をするだけでも多くの時間を費やしてしまい、ストレスが溜まることも多いと思います。
ではなぜスマホを使用しないのか?その原因は、イメージにあるのではないでしょうか。
このイメージを、『スマホ=PC』にマインドセットすることができれば、PC2台持ちで効率20%アップ!が当然のことだと理解できると思います。
私はPC+タブレット+スマホ

私は職場では『職場のPC+iPhone+iPad Pro』を使用して仕事をしています。
この状態からPCと紙媒体だけで仕事をしろと言われたら、私は恐らく毎日24時まで残業することになってしまうでしょう。
仕事の時間短縮に拘って、仕事に使用する書籍を電子書籍として買い揃えて、さらに情報整理してあるので、これがなくなるだけでも絶望的です。
また、最も時間を取られる会議中も、必要な情報だけを耳に入れつつ、スマホやタブレットで黙々と仕事をしているため、会議のみに時間を費やすとなるとストレスでおかしくなるかもしれません。
このように、私はパソコンで行う業務をスマホとタブレットに分散させることで効率化し、残業代を減らすとともに、勉強時間を捻出しています。
私はタブレットも使用していますが、スマホを使用するだけでもかなり効率化できる場面がありますので、ぜひご検討ください。
関連記事:【解説】残業時間を減らして勉強時間を増やそう(情報格差)
仕事でスマホを使う場合の注意点

私はここまで仕事にスマホを用いることの是について解説してきましたが、使用する場合には必ず守らなければならないもの(注意点)についてもお伝えしたいと思います。
それは、情報セキュリティポリシーです。
情報セキュリティポリシーとは、個人情報や機密情報の取扱方針や行動指針のことであり、情報を漏らすだけではなく、漏らす可能性のある行為を制限されていることが多いです。
情報セキュリティポリシーは、職員がいつでも確認できるところに保管されているはずなので、必ずスマホを使用する前にご確認ください。
恐らく、どこの自治体でも個人情報や機密情報を、個人のスマホやクラウドストレージ(Dropbox、OneDrive等)に入れることは禁止していると思いますので、補助ツールとして使用するのが適切なスマホの在り方だと考えた方が良いでしょう。
自分のスマホを完全なセキュリティで守ることは非常に困難であり、いつ流出しても良い情報だけを取扱うようにする必要があります。
なお、情報セキュリティポリシーに違反した場合には、懲戒処分等の対象になり得ますので、必ず守るようにしましょう。
関連記事:【解説】懲戒処分をわかりやすく解説(戒告・減給・停職・免職)
地方公務員も仕事中にスマホを活用しよう
仕事中にスマホを活用した方が効率的なのは、この記事をここまで読んでいただいた皆さんは、既に承知のことかもしれません。
それでも、まだまだ多数の地方公務員が、仕事中のスマホ使用を悪だと思っていることと思います。
このイメージを払拭するには、仕事熱心な皆さんが、率先してスマホをがんがん使用していくのが効果的です。
また、トップビジネスパーソンがスマホの有用性を言語化していることを、知らしめるのも手だと思います。
言わずと知れたトップビジネスパーソンが、丁度よい書籍を出しているので、購入してデスクに置きませんか?
今この記事を書きながら、物凄い効果があるような気がしてきました。私は既に購入済みのため、すぐに試してみます。
皆さんも良ければご一緒に!