皆さん、ご自分のスマホに新型コロナウイルス接触確認アプリ『COCOA』をダウンロード(インストール)し、使用していますか?
COCOAは、使用することにより自分や身近な人を中心とした社会を守ることに繋がる重要なアプリです。
このアプリは、国(厚生労働省)が制作したものであり、個人情報の入力や出力がないため、安全に使用することができます。
まだダウンロードを済ませていない方は、この記事の中にダウンロード用のリンクとQRコードを貼り付けておきますので、ぜひ使用してください。
また、なぜ必要なのかがわからなければ、使用する意欲も湧かないと思いますので、概要を解説していきます。
この記事によって地方公務員がCOCOAに対する知識と意識を強く持ち、使用者が増え、結果として地域の感染拡大防止に繋がれば幸いです。
COCOAは感染拡大防止するためのアプリ
COCOAは、感染拡大防止するためのアプリです。具体的には、Bluetooth(ブルートゥース)という通信機能を利用して、陽性者としてCOCOAに登録した人と接触した場合に、通知を受け取ることができるシステムです。
なお、Bluetoothは原則スマホ(iPhone・Android)に標準搭載されており、COCOAのような用途であれば、通信料金がかかることはありません。
COCOAは、スマホ1台ごとに定期的に変わる符号番号が割り当てられます。この符号番号が何番なのかは、自分にも他人にもわかりません。スマホの中にだけ一時的に存在する答えのない暗号のようなものです。
この符号番号が、接触した相手の端末の中に14日間保存(その後自動的に削除)され、期間内に陽性者登録を行った際には通知がいくという仕組みです。
このアプリにおいて『接触』とは、1m以内に15分以上一緒にいたことを指しており、例えば街中ですれ違っただけの人の符号番号が記録されることはなく、通知されることもありません。必要以上に通知が発生することによる混乱を招くことがないように作られています。
このため、通知がきたら自分も感染している可能性があり、症状が出る前(人に感染させてしまう前)に保健所に相談の上で医療機関を受診することや、感染拡大防止行動を取ることができるわけです。
非常に有意義なアプリであると言えますよね。
COCOAの効果を高めるには使用者を増やす必要がある
COCOAは感染拡大防止に確実に役立つアプリであると思いますが、必要性の認識が広く及んではおらず、まだまだ使用者が少ない状況にあります。
単に感染拡大防止だけを意識すると必要性を感じない人も中にはいますが、感染拡大を防止できるということは、経済や教育の回復や発展においても重要な意味を成します。
もう少し具体的に申し上げますと、スポーツやライブ観戦、接客、飲食、カラオケ、交通系などの収容人数や利用方法の制限の緩和や解除が1日でも早く為されるためには、感染拡大防止を行う必要があります。
楽しい日常を取り戻すためにも、COCOAを使用するとともに、周りの使用していない人への啓発を行いましょう。
また、自治体においては、積極的に来庁者に対して情報を発信し、進んでダウンロードするような誘導策に取り組んでいただきたいと思います。
地方公務員の皆さんの力で、使用者を増加させることにより、アプリの効果を高めるよう勤めましょう。
COCOAの入手方法(ダウンロード)
アプリを探すが面倒でダウンロードしていない方もいると思いますので、URLのリンクとQRコードを貼り付けておきます。iPhoneとAndroidでは、別々のURLからダウンロードする必要がありますので、ご注意ください。
iPhoneでのダウンロード(インストール)から使用するまでの手順は次のとおりです。
これで完了です。通信環境や端末の性能にもよりますが、ほんの数分で終わるでしょう。
『ホーム画面へ』ボタンをタップすると、メニューが3つ出てきます。
COCOAで新型コロナウイルスから社会を守ろう
地方公務員は、全体の奉仕者であり、地域や社会を守る重責を担っています。
COCOAを使用することは職務ではありませんので、義務を課せられるものではありませんが、ほんのわずかな手間で感染拡大防止に寄与できるのであれば、進んで実施するべきではないでしょうか。
地方公務員一人一人のモラルとリテラシーが、新型コロナウイルスから社会を守ることに繋がるのだと思います。
明るい未来のために、行動しましょう。